その3 里山を活性化させたい!


◆地域通貨は里山の活性化に役立つ
里山倶楽部が地域通貨を取り入れた理由の第二は、その仕組みが里山の活性化に役立つと考えたからです。地域通貨で、ボランティア活動に何らかの報酬を支払いたいということは前回書きました。

しかも、その通貨は自分たちで勝手に発行ができるのです。通貨の形も発行方法も自分たちに合ったやり方でよい。通貨単位の名前をつけて、これが通貨ですと形にすれば、明日からでも即OK。

◆使い道は互いにボランティアを回していくこと
 自分が草刈りをして稼いだ地域通貨で、仲間が作った有機野菜が買えるかもしれない。
野菜を売って通貨をもらった人は、こんどはマッサージが得意な人から肩を揉んでもらえるかもしれない。
肩を揉んで通貨をもらった人は、パソコンが得意な人からその使い方を教えてもらえるかもしれない・・・などなど。

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いろいろな人の出来ることや得意なことが、地域通貨を介してぐるぐると回っていくわけです。
ボランティアの値段は、「円」の価値とは関係なしに自分の判断で自由に決める。標準価格はないし、相手によって変わってもかまわない。
現金のやり取りではないから生臭ささがない。
使い道がたくさん集まれば通貨の魅力も増えるし、知らない人同士が交流するきっかけにもなる。
それは、きっと楽しいことに違いないし、そんなことが実現すれば、里山にやって来る人も今まで以上に増えるだろう。

◆地域振興、コミュニティ活性化に
さらに、地域通貨の魅力には、それがまちづくりと地域振興につながることや、やり方しだいで里山経済復興の手助けになるという可能性があります。                                        チラシ裏(拡大)→ 
地域通貨は、地域の中でぐるぐる回っていつまでも地域の中に残ります。
地域の財産が外に出ていかないし、隣人との付き合いが深まってコミュニティが活性化します。

◆いいことづくめの地域通貨、スピード発行
理想を描けばいいことづくめの地域通貨。
これをなんとか里山保全に取り入れようと、仲間に呼びかけたのが2000年の6月で、なんと翌7月には試験発行をするというスピード展開でした。
それから、あれやこれやと試行錯誤で3年が経ってます。

(2003.9)

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