その11 誰かちゃこマネーを始めませんか

さて、里山保全活動と地域通貨について書けることは大体書きました。
ちゃこマネーの仕組みも落ち着いて、今後やるべきことは活動をさらに活性化させることです。
これをお読みの方からなにか質問があればお答えしますが、ちょっと聞かれそうなことをQ&A式に書いてみます。

Q1:それでボランティアの参加者は増えたのですか?
 A1:ぐっ!いきなり核心。
ボランティアは生計のための活動ではなく余暇活動なので、地域通貨を発行したからといって、それを貰うためにわざわざやってくる人はいません。ですから、増員という目的からすればまだまだ不十分です。
え~、そうなんかなぁ。
しかし、やって来たら帰りにちゃこマネーがもらえた。
それならまた来ようということで、参加者の定着につながっているのは確か。
それと、しんどい活動に楽しみが増えたことは大きな効果です。
今や、ちゃこマネーは里山倶楽部にすっかり定着して、現場作業だけでなく活動全体の活性化に役立っています。

Q2:運営の資金はどこから出ているのですか?
A2:今のちゃこマネーの仕組みでは、円を稼げる方法がありません。
ですから、運営費は里山倶楽部の事務局が負担しています。
といっても、直接かかる経費は紙幣を作る紙代だけで、色つきA4用紙150枚分です。
他の印刷経費や会報発行費、HP作成の費用などはすべて里山倶楽部全体の経費に含まれています。
しかし、そろそろ独立した事業部にするために円の収入方法を検討しています。
アイデア募集中!

Q3:炭本位制のデメリットはないのですか?
A3:デメリットは、やっぱり通貨の発行量が炭の担保量に制限されるということです。
本位制をやるにはモノが要ります。
発行できる通貨の量は、その担保できるモノの量で決まります。
例えば、ちゃこマネーの場合、年間200kgの炭を担保に40万ちゃこを発行しています。500ちゃこ紙幣が800枚です。
1人毎月1回作業に来れば、年間12枚(6000ちゃこ)もらえます。
800枚を12枚で割ると66人分になります。
それは、現在の会員数のたった18%です。
現状ではそれだけの量しか発行できません。そんなら担保量を増やせばええやんか。
そう言うてもなぁ。

そうだ、炭本位制ネットワークを作ろう!
ということで、全国の炭焼き仲間の皆さん、共同のちゃこマネーを始めませんか?
通貨の名前は「ちゃこ」でもなんでもかまいません。
1単位=1gの炭としておけば共通で使えるので、互いに使い道が広がります。
年度末に集まった通貨を清算するだけなので、簡単ですから明日からでも始めましょう。
全国通貨にしたいので、よろしくお願いします。

(2004.9)

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