ご挨拶

里山の木のエネルギー利用を推進します

株式会社さとけい
代表取締役 大塚憲昭
20140529 (5-3)
・バイオマス活用アドバイザー(JORA047)
・森林インストラクター(JFRA621)
・緑のサポーター(大阪府208)
・ボイラー取扱者(日本ボイラ協会認定)
・特定非営利活動法人里山倶楽部 理事・バイオマスエネルギー事業部長
・特定非営利活動法人大阪府民環境会議(OPEN)理事
・農林水産省・近畿バイオマス発見活用協議会委員(H20-H21)
・農林水産省・近畿バイオマス発見活用促進協議会委員(H22)
・NEDO新エネルギーベンチャー技術革新事業「外燃式エンジン」評価委員(H21)

事業の目的

山村に利用されずに眠っている木をエネルギーに利用することで、地域資源の有効活用とエネルギーの地産地消、地域経済の振興を目指しています。

農山村には豊富な木質資源があっても、残念ながら日常的にエネルギー活用することは行われていません。もっぱら地域外からの化石燃料や電気に頼っているのが現状です。

樹木は身近にある再生可能で有益なネルギー資源です。その資源を、現代社会において日常的な燃料として利用する仕組みをつくることで、地域社会の持続的な発展を目的としています。

設立の背景

NPO法人里山倶楽部は、2004年から2010年にかけてNEDOとの共同研究で、里山の木を利用した小規模な熱電併給システムの調査と実証試験を実施しました。

試験の内容は、農村単位での活用を想定した小型の薪ボイラーとスターリングエンジンによるコージェネレーションシステムで、里山の木を日常的な電気と熱のエネルギーに利用することを目指しました。

参考URL: http://www.satoyama-biomass.sakuraweb.com/

会社の設立を決意したのは、2011年3月に起こった東日本大震災と福島原発事故で、被災地がエネルギー的に孤立するなかで、里山倶楽部が研究するシステムに、全国から問い合わせが次々と寄せられたことがきっかけでした。

そのたびに、「スターリングエンジンが開発中でシステムとしてはまだ普及できません」と、責任をエンジンメーカーに押し付けるような言い訳をしていましたが、自分自身がこれまで国からお金をもらって研究してきたことの社会的責任を痛感して、自分がやるしかないことに気がつきました。そのためには、NPOの枠ではなく一般企業と同等の立場で、経営のリスクとプレッシャーを持った行動が必要だと思いました。

それが直接的な動機ですが、私にはもともと里山の文化を守りたいという素朴な目標があって、里山の文化は人の暮らしと不可分で、それは経済的な営みが背景としてある。その暮らしを持続させるためには、里山の経済を活性化することが必要だと常々考えていました。それに向かって前進したいという思いと、自分に残された年月を考えた時に、今しかないと思った次第です。

NPOとの連携

今回、里山倶楽部と共同出資にしたのは、自分が目標とする事業の実現にはNPOと企業の両方の力が必要だと考えたからです。社会的なミッションの遂行には、そうありたいと願うボランタリーな精神が不可欠です。他方で、活動を継続させる経済的な裏づけも欠かせません。

NPOはボランティアによる人的パワーを発揮し、企業は経済的な側面から活動を支えるという、それそれが持つ力を合体させることで、持続的で力のある取り組みが可能となります。私自身、両方に関わりながら、里山をいかにして金持ちにして開発と荒廃から守りぬくか、模索しながら実践する活動を続けたいと思っています。どうかよろしくお願いいたします。